よりわかり易く、専門的に!

ログハウスお手伝いプロジェクト
「南房総で山を開拓、そして・・・」
リィリィ's Loghouse

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2006年11月 TVチャンピオン
「ログハウス王選手権 優勝」

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ログハウス作りの基本を素人なりに実体験を基に書いてみました。

徹底研究!
國明師匠のチェーンソーワーク
2001サマースペシャル
感動の棟上!


仮基礎
本来は水糸を張ったりしますが、ここでは簡単に4角の長さを芯と芯で結び、次に対角線の長さを計りこの対角線の長さが同一になるように調整します。そしたら各芯から芯ツーバイ材等を乗せ水平を決めます。

シルログとハーフログ
基礎の上に乗せる最初のログ材で、半分にハーフカットされたログをハーフログと言い、約3分の1カットしたログをシルログと言います。これをそれぞれノッチ組みします。カット面はできるだけ平らにしておく事。そして裏側には芯(ノッチの中心)から内側に300mmの所に必ず逃げ墨をしておきます。
シルログとハーフログはログ作りで最初であり、かつ最後の作業です。


スクライバーとプラムボード
ハンドカットログを行なうには、この二つの工具が必要となります。スクライバーは丸太が重なり合う部分を隙間無く切り取るために罫書く特殊なコンパスで水準器が付いています。プラムボードは地球の鉛直線をを撮るためのガイドです。このプラムボードにスクライバーをあて、水準器をあわせてから罫書きます。
最初は非常に難しい作業ですが、ノッチの精度はこれで決まります。
チェーンソー
セルフビルドに欠かせない最も中心となる工具が、このチェーンソーです。30cm強の丸太を切るにはやはり50cc以上のものが必要でしょう。バーサイズも15〜18インチがいいでしょう。材の種類によって、使い分けられるように、2〜3台違う機種があると非常に便利です。
ノッチとグルーブ
ログとログが重なり合う交点をノッチと言い、スクライバーでラインを描いた後チェーンソーでえぐりとります。長い時間でログが縮むため内側は多めにえぐります。グルーブは上下のログの重なり合う部分を7〜12mmカットし、かみ合わせをしっかりとさせセトリングの対策にも効果を発揮します。
どちらもスクライブという特殊な作業が必要で、この精度で組み合わせの完成度が決まってきますので注意してください。
ログシェル
ノッチとグルーブの組み合わせで積まれていった壁をログシェル、またはログウォールと言います。ログは元(バット)と末(トップ)を交互に重ね、最後の2〜3段で各コーナーの高さを統一させます。そして最後に積む間口にあたるログをコードログと言い、妻壁を支えるため上面を水平にカットします。奥行きにあたるログをプレートログと言い、屋根を支える桁となるため屋根の勾配にあわせてカットします。
ポスト(トラス)
ルーフシステムの基礎となるのがトラスで、屋根の勾配により長さが変わります。仮にカネ勾配の場合、コードログの中心からプレートログまでの長さがポストの高さとなります。その上にホゾ加工された棟木が乗ります。棟木の天面は90度にカットしますが平面をできるだけ確保するために太くてテーパーの少ないログを選びます。
建具
窓枠やドアを建具と言います。まず開口部に建具を付けるためのトリムボードを取り付けます。上はログがセトルダウンするため10〜20cm空けて断熱材を入れてカバーリングします。その中に既製品または自作の窓をはめ込みます。ドアも同じようにまずはトリムボードを取り付けてから建具をはめ込みます。
屋根
棟木とプレートログの上に垂木を乗せていきます。その上にコンパネ(野地板)を貼るため455mm幅で置いていきます。コンパネを貼ったらその上にルーフィングを屋根の下側から貼ります。最後に好みの屋根材をこれも下から貼っていきます。あとは破風板と鼻隠しを取り付ければ完成です。


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