Woody life in the forest
徹底研究!
國明師匠のチェーンソーワーク
「自然暮らしの会」の2001年最初のログ教室は、 |
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國明師匠はこの3日間、私達と共に丸太を切り、 そして重要ポイントをコーチしてくれました。 その國明師匠のログワークを徹底研究してみます。 |
それでは作業順にお見せしましょう。
スクライブ 両手で包み込む様にスクライバーを持ち、 視点は水準器に貼りついています。 針先と鉛筆の触感は、指先で感じ取れるよう、 スクライバーをやさしく持ちます。 スクライブ中は肘から先だけがゆっくりと 動き、頭は微動だにさせません。 |
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ノッチ 國明師匠のチェーンソーワークの最大の ポイントは、低回転で綺麗に刻むところです。 本体を必ず体の一部に固定し、 チェーンソーの刃先の安定をはかります。 そればかりでなく、体への負担を軽減します。 よ〜く左手を見てください。 握りは親指を抜いた、ドライビンググリップ になってます。万が一のときも 緊急回避が出来るのです。 |
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グルーブ 師匠の姿勢を見てください。 まるでチェーンソーワークをやってる ようには見えないですよね。 腰を伸ばした状態で、体にチェーンソーを 固定しています。 体に大きな負担を与えず、常に安定した態勢で、 長時間のチェーンソーワークを行なうことが 可能になります。 バーの先が丸太を引っかく感触を 感じ取っています。 |
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スカーフ 平らに寝かしたチェーンソーのバーを 大きく扇を描くような気持ちで、 スカーフを切っていきます。 決して力で進めるので無く、チェーンが 丸太に食い込むのを抑えるような気持ちで 少しずつ前に進めていきます。 その証拠に左手をご覧ください。 チェーンソーを引っ張るので無く、逆に あてがう様にしているのが解ります。 |
ご覧ください。この見事なノッチ。
スクライビングとチェーンソーワークが見事に融合して、
このノッチが完成するのです。
フォーポイント サドルノッチ 3本の丸太の ノッチとスカーフ の重なり合いが 一点で集中している ノッチのこと。 |