2006年11月 TVチャンピオン「ログハウス王選手権」 香亜奈工房代表 栗田さん率いる「週末職人」チームは 並み居る競合を抑えて、見事優勝いたしました! その戦いぶりをここで紹介いたします。 |
1日目 |
今回の課題は @野菜直売所のシンボルとしてのログハウス A男の隠れ家的な和風ログハウス Bフラワーガーデンにふさわしいログハウス |
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競技の内容は、 一日11時間で6日間、1チーム4名で完成させるのです。 朝8時スタートで、夜7時に終了。 |
私は3日目からの参加なので、 初日は栗田師匠、リキさん、大ちゃん、土井君の4名 土台から始めて2ラウンド半積み上げました。 |
2日目 |
左の写真が初日終了の時点での様子。そして右の写真が2日目終了の時点での様子
2日間でここまで組んでしまうんですね!!さすがはTVチャンピオン!
一日の作業内容の濃さがぜんぜん違います。
写真が少なくてすみません。
3日目 |
3日目よりいよいよ私が参戦いたしました。 シェル組みは3日間で6ラウンド近く行われていたので、 トラス組みが中心となる作業です。 |
ラウンドMCの「山崎まさや」さん さすがタレント、テレビ的な表現が我々の気持ちを少し和ませてくれた。 ポストを組むところでこの表情!! |
3日目からとはいえ、私にとっては初日。。。それにしてもいきなり過酷だった。
こんな緊張感と時間に追われた作業は初めてで、、、そもそもこんなことを経験することもないだろう・・・
色黒の私でさえ、初日2日目を炎天下で切りまくったリキさん大ちゃんの黒さには負けていた。
しかし、3日目終わった時点で、ご覧のとおりみな同じ色になっていた。
エンドカットも終え、明日はトラス組と屋根貼り。
4日目 |
4日目 2日目に行われた棒倒しゲームに続き、今日は皮むきゲーム。 結果は・・・惨敗でした。 これで2ゲームとも敗退し、ログハウスそのもので 勝負するしかなくなってしまいました。 |
台風13号が近づいてるとの情報。 雨が降る前に屋根を仕上げてしまわないと。 内張りは2×6を貼り、その上にコンパネとルーフィング。 |
4日目終了時点でリキさんと大ちゃんは仕事があるので東京へ帰還。
交代で国明師匠と麦さんが参加。
この日の夜は、全員集合でガンバロウ会!!
残り2日間 勝利に向けてがんばりましょう!!
5日目 |
いよいよラスト2日間となりました。
今日は国明師匠が芸能人としてではなく、週末職人の一人としてノーギャラ?で参戦!
この勝負は、参加者4名以外は一切手出しをできないので、チェーンソーの目立ても、ガソリン補給もすべて
自分で行わなくてはなりません。
台風も容赦なく鹿児島に向かってどうやら上陸とのこと。
午前中早い時間から雨が降りはじめてきました。
午後から厳しい雨になってきました。
足元はグチャグチャ、屋根も滑り始めて過酷な状況になってきました。
国明師匠はフクロウのカービングで物干し台を作成。
私と麦さんは屋根貼りを終えて、デッキ作り。
マルノコが雨で感電状態。スイッチを入れるたびに手がビリビリと。
でも、途中であきらめるわけには行きません。
最終日はいよいよ台風が上陸するとのうわさ・・・どうなることやら。
最終日 |
いよいよ今日が最終日
泣いても笑っても11時間で勝負が決まります!
朝からバケツをひっくり返したような雨、雨、雨
こんな雨の日に外に出ない日はあっても、家に入れない日なんてないですよね?
この台風の雨風でロケのカメラも故障。。。競技を中止するのか否か???
しかし、競技は続行決定。
11時間、雨に打たれっぱなしでした・・・
国明師匠が5日目だけの参加なので、今日の最終日は山口から林君がカービングの石庭を造りに来てくれました。
一日中暴風雨の中、鶴、亀、蛙、行灯、五重塔・・・見事な石庭を完成させてくれました。
林君の作った亀や鶴。石庭に見事に映える逸品!!
私と麦さんは囲炉裏作り。和風のログハウスには欠かせない調度品です。
そして栗田師匠はドアを見事に和風に仕上げてくれました。
そして、見事に6日間、延66時間でこの和風のログハウスが完成したのです!!
奇跡というか、ありえね〜! って言うのが本音でしょうか。
過酷な6日間を終え、投票日は台風通過で順延に。。。
後日行われた住民投票で、みごとブッチギリで優勝いたしました!!
栗田師匠の、すばらしい発想と采配。
誰もが認める日本一のログビルダーです。
そんな師匠とチームの一員として参加できた私はホントに幸せ者です。
このロケを終えて・・・
勝負もさることながら、このような機会に参加させてもらえたという嬉しさ。
素人の我々が、プロの集団の中で競わせてもらえた喜び。
台風が来ようが何があろうが、途中で中止できない勝負の厳しさ。
誰もがひとつの目標に向かって、疑いなく突き進んだ一体感。
そして完成した達成感、安堵感、疲労感・・・
人生の中でこんなにたくさんの感動を、こんなに短時間で体験したのは
後にも先にもこの6日間ではないでしょうか。
すばらしい体験をありがとう