カービング教室  香亜奈工房
2004年3月28日(日)
今回で2回目の参加となった、香亜奈工房でのカービング教室
今日のテーマは、「イーグル」
リッジウェイ帰りの栗田師匠が考えた今日のメニューは、
アメリカで買ってきたイーグルの頭。
今日はみんなでこれを彫ることにします。
まずは栗田師匠のお手本から。
切り易いように半割にしたところにイーグルの横顔を描きます。
では早速取り掛かることにします。
@丸太を上から見て三角形になるようにカット(V字になるように)
A側面にワシの横顔を描き、頭の後ろ、口ばしの上、下あごの順に大きくカット。
ここまではハスク346XPでカット
本日使ったチェーンソーは、エコーCS−3500 12インチカービングバー
香亜奈工房で58000円で販売しています。

仕上げの毛並みは、チェーンソーの刃をすこし斜めの角度から上下に振るように
細かく付けていきます。これで雰囲気がずいぶん変わってきます。
今日の参加者の皆さんのカービングです。
今日は比較的皆さん同じように出来ました。

頭だけなので、全体のバランスが取りやすく、削る部分も少ないため、
いつもより少ない時間で、満足いくカービングが出来たようです。
Bここからカービングバーのチェーンソーに交換し、細部をカット。
C口ばしは、少しずつバーを差込み、両側から削り取ります。
Dそして「目」を仕上げます。通常の目は丸ですが、カービングの場合、色が付かないため、
半月状の鋭い目に仕上げると効果的です。
今日は頑張って三頭作りました。
一番難しいのはやはりクチバシでした。クチバシの先端をうまく曲げることで、ワシの鋭さが出てきます。
これを、丸く曲げすぎてしまうとカラスになってしまいます。

今日のカービング、一頭目は1時間、二頭目は45分、三頭目は30分で彫ることが出来ました。
栗田師匠のデモンストレーション

木の枝にとまっているイーグル。
横に向いた顔と、羽根の仕上げが最高です。