ベランダ工房も、とうとうここまで大きな物を作ってしまうことになりました。
当然、これはベランダでは出来ませんので、親戚の庭をお借りました。
今回はログビルダーの栗田師匠から太鼓引きログを分けていただき、
ログテーブルを作ってみようと思います。
A仮設置 今回のテーブルは 1800mm×900mmです。 水平な場所にコンパネを敷き、 そのコンパネに墨だしを 行ない、材を乗せて行きます。 |
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@材料の選択 太鼓引きログの一番便利な所は、 ひとりで取り回せる事と、 高さが110mmで統一されているため、 スクライブしやすい事です。 長い順に材を並べ、 ラフで描いた図面を基に 無駄の無いように使っていきます。 |
Bスクライブ 材を決めたら早速スクライブ作業です。 その前にプラムラインを 取りますが、手っ取り早い方法 として、近くの垂直な柱等を探し、 そこにプラムラインを引いてしまう方法が 良いと思います。 太鼓引きログは110mmサイズなので 基本的には5.5cmのスクライブとなります。 |
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Dエッジの処理 40cc前後の15インチバー がカットしやすく、 特にノッチのエッジは バリが出やすいので 慎重に行ないます。 |
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Cノッチカット 太鼓引きではラフカットは行ないません。 一発でファイナルカットします。 グルーブもありませんので ノッチのみの加工となります。 ノッチが小さいため、チェーンソーは 小型の方が良いでしょう。 私は最初254XPでやりましたが オーバーカットしてしまいました。 |
Eレベルチェック 何とか5段まで乗せましたが 今回はここまででタイムアウト。 ログを載せるたびに、 レベルと芯だしの墨つけを 必ず行ないます。 次の材を載せるときの目安と 全体のバランスチェックを 行なうためです。 |
残念ながら、ひとりで1日にできるのは、ここまででした。
ノッチを切る時間よりも、材を載せてレベルを見たり、墨だししたり、スコアリングしたりする
作業等がが結構な構成比を占めます。
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