第44回 棟木用ステンドグラス照明
3月14日(金)
棟木に取り付ける照明をステンドグラスで作ります。
@まずはガラスのカット。カッティングオイルにガラスカッターを漬けて
端から一気に切り目を入れます。
Aコンコンと少したたいて、パキッと割ります。
この力の入れ具合が少々難しいんです。切れ目が弱いと全然予期しないところから
割れてしまうので、最初が肝心です。
Bガラスの淵を砥石で磨きバリを取ります。そして銅線を回りに這わせます。
Cひょうたんの様な木のへらで銅線をガラスにしっかりと圧着させます。
Dいよいよハンダ付けです。四面なのでまずは動かないように押さえながら
隅にハンダを落としていきます。
E形が決まったら銅線の部分にハンダを乗せていきます。
必ずハケ等でフラックスを塗ってからハンダをしないとハンダが乗りませんので注意してください。
F上部に電球のコネクターを取り付けるために、丸くくり貫いた銅板を乗せ、
これもハンダで固定します。そして電球のコネクターを取り付けます。
G最後にアンティークパティーナでハンダに色付けします。
ちょっとアンティークな照明の出来上がりです。