第7回 ログシェル5ラウンド〜6ラウンド半
5月24日(土)
協力者:岩倉さん、カツオさん、大ちゃん
またまた出張帰りで、5ラウンド目の作業です。
@先々週5段目に突入し、半ラウンドで終わってしまいました。
今日は残りの半ラウンドをおさめてから6ラウンド目に突入させます。
A開口部用の材は、ラフカットの時にスワリが悪いので、冶具を使って安定させます。
B今日はちょっと材の納まりが悪かったようです。シェルが高くなると、スクライブも脚立の上で
やるようになり、ミスが目立ち始めます。足元をしっかりとして、確実なスクライブが必要です。
先週から雨も降らず、カビの心配も何とか避けることができました。
今日は夏のような暑さでしたが、それほど辛くなく出来ました。
5月25日(日)
協力者:岩倉さん、リキさん、大ちゃん
さて、いよいよ6段目の後半。今日は午後からの作業です。
@自然暮らしの会のログ講座と重なったため、お手伝いのみんなは午後からの参加となりました。
みんながくる前に、一本だけひとりで切りましたが、効率が悪いですね。
A開口部をそれぞれ別々の材で載せるときは、高さの調整と水平レベルのチェックを
まめに行わないといけません。結構水平が取りづらいんです。
Bここまでの高さにくると、ラフカットはシェルの上で、ファイナルは床に下ろしてカットします。
高くなればなるほど上げ下ろしの労力が大変です。出来るだけ少ない回数で済むように
ノッチを切ったら、スカーフも同時にカットしてしまいます。
いよいよ7段目に突入いたしました。2日間で2ラウンドでしたが、時間的には結構効率よく
出来たと思います。スクライブの重要度は言うまでもないのですが、
高くなればなるほどこの重要さをヒシヒシと感じさせられます。材の上げ下ろしを
出来るだけ少なくするには、「完璧なスクライブ」が鉄則ですね。
5月27日(月)
今日はひとりです。
さ〜て、7段目に突入です。昨日左手首を痛めてしまい、しかも朝からポツポツと雨。
どうしようか悩みましたが、雨天決行しちゃいました。
@ ひとりの作業は、なんとも淋しいもんです。雨もポツポツ降ってきたので、水生鉛筆の跡が消えないうちに
カットしなくては行けません。あせる気持ちを押さえながら、ノッチは慎重にカットしました。
A 昨日ひとりで作業していたときに、2m材をひとりで回そうと力ずくでやったところ、左手首をひねってしまいました。
おまけに材は地面まで落ちてしまう始末...。今日はその教訓を生かして、ユニックで吊り上げました。
Bひとりの作業で何度も上げ下ろしは大変なので、カットすべきところはしっかりとすべてカットします。
バランスをうまく取ってユニックで7段目に載せます。
切り終わってひと段落したころ、雨が上がりました。6.5ラウンド完成です。
ひとりの作業は本来は禁物です。何か事故があったときに取り返しがつきません。
雨が上がってから、材の甘皮を少しだけ剥がしました。仕上げサンダーに粗い目のペーパーをつけて
サンディングすると、甘皮が少しずつ取れますよ。時間のあるときに少しずつきれいにしていかないといけませんね。