2種類の カホン Cajon

  

前回作ったカホン、右も左も分からず作ったため、その後の研究を加えてもう一台作ることに。
残っていたパイン集成材は一個では材料が余りすぎてしまうため、少し小さくして2個作ることにしました。
さて、小さめのコンパクトカホンはいかに!!

    

材料のカット&組たて

回のサイズは350mm×240mm
500mm×350mmサイズのカホンに比べると、ふた周りぐらい小さいですね。
貼り合わせはもちろん木工ボンドでしっかり仮止めして、乾く前にビス止め。
ボンドが乾いてしまうと、ビス止めしても板同士が寄り合わないので、乾く前にやりましょう。

    

サンディングと塗装

集成材は、見た目にはとてもスベスベしています。
ところが塗装してみると何故か毛羽立ちが目立つのです。きっと寝ていた木の繊維が塗料で伸縮して表面に
出てしまうのでしょか?(違ってたらゴメンなさい)

そこで、一度ラッカーで塗装し、毛羽立ちをヤスリで軽く落とし、再度ラッカーで塗装。
ラッカーはしっかり輝きが出るまで塗るには3本は必要でしょう。
4〜5回の重ね塗りは必須ですね。
でも、僕はめんどくさがり屋なので3回で止めました。

    

バフ音作り

前回のスナッピーの残りがあるので、一台はスナッピーカホンにすることにしました。
スナッピーも、中央に付くように構造変更しました。これはなかなかいいかも!!

もう一台は、今回初挑戦のギターの弦でのバズ音作り。
石膏ボード用のアンカーを使ってギターの弦2本を使ってW型に張ります。
ギターの弦は片側はストッパーが付いてるのですが、もう片側が何も付いてないので、
固定するのに苦労しました・・・え?どうやって固定したかって?
・・・・ビスにぐるぐる巻いて、そのビスを埋め込みました・・・・メッチャ強引

    

サウンドホールの取り付け

ちゃんと学習したので打面の貼り付けは、交換できるようにボンドを付けすビスだけで。
ビスも下半分に集中させて、打面に近いところはビス止めしないようにしました。

サウンドホールは2種類作りました。
丸型もいいんだけど、変わった形もいいんじゃないかと、ダイヤの形とラグビーボール型
ダイヤの形は、ちょっと音の抜けがイマイチ・・・・
ラグビーボール型・・・あんまり良く分かりません。

    

完成写真

ご覧の通り2個のミニカホンが出来上がりました。
写真では分かりにくいのですが、ダイヤ型は黒の光沢で塗装、ラグビーボール型はこげ茶で塗装してます。

さて、肝心の音は・・・・
小さなカホンは音の抜けがイマイチでちょっとこもった音になりました。
きっと大きなカホンに比べて音の反響範囲が狭く、十分に響き渡らず、うまく抜け切らないのでしょう。
ただ、低めの渋い音が好みの場合は小さめのカホンがいいかもしれません。