冬戯れた街角




製作者コメント 【大極 隆】 Bass Guitar & Vocal 
Lonery Ladyに続く2曲目で、PV音源は練習時の2テイクを繋いだもの。
初代キーボードの弘子ちゃんとセカンドギター加入の原君が同時在籍唯一のナンバー。
私がバンドに提供した最初の曲で、今後のバンドのスタイルを確立した大変重要な位置づけと言える。
スタイル1:村井君がピアノを弾きながら自作を歌う・・既にLonely Ladyで確立。
スタイル2:大極自身がベースを弾きながら自作を歌う・・(この曲はスタイル2に相当)
歌もベースも上手くない私が目指したのは「アクティブなベースラインを弾きながら歌って目立つこと」。 目標は・・・ポールマッカートニーに肩を並べる事!? (笑)

私の家の周りには「チャペル」はなかったけど、その他は実話がモチーフになっており、40年の時を経て映像を加える事で世界観を蘇らせる事ができて嬉しく思います。

アレンジは「ロックギターサウンドと綺麗な歌メロの融合」を意識、アップテンポ転調時のギターリフの緊張感、ラストのギターソロのスケール感・・
・・今考えるとステージ映えする曲で、演っておけば良かったと思いますね。 


メンバーコメント 
【下田 一人】 Lead Guitar
大極君が初めて持ってきた曲で、初めて聞いたときは「まあ手が込んでるな・・・」と感心したと同時に弾けるかな?という不安もあった。バラードかと思いきや、いきなりロック調になるし、そしてスローダウン・・・。このスローダウンを皆で合わせるのは、まさに「勘」だった。それをきっと「阿吽」と呼ぶのかもしれないが。。。
目を瞑ると自然と情景が浮かぶ曲。endingのソロパートは、初めて使ったエコーマシーンで幻想的な世界の中で一人酔いしれて弾くことが出来た、最もお気に入りの曲だ。

【村井 宏明】 Piano
初めて他メンバーのオリジナルに携わった曲。
自分がバンドに曲を持ち込む時には、アレンジまで作りこんだものをメンバーにコピーしてもらうようなやり方が多かった。それは化粧をしないと人前に出られない心理と似たようなものであったが、大極君のやり方は頭の中でほぼ完成させた曲を、現場で楽器ごとにヘッドアレンジして行くとゆうものだった。
その為、彼の曲はバンドとしてのアンサンブルに面白味があり、全体で合わせて演奏すると楽しい作品が多かった。

この曲はまさにその試行錯誤の原点であり、当時は演奏するだけで手一杯だったが、今回映像を付けた事で、あらためてその世界観と曲の魅力に触れる事が出来た。